見よ、この赤み…! でも、豆腐がたっぷり入っているので、意外なほどに辛さはマイルド。ご飯の上にかけていただくと、もう止まらない! 山椒の風味が苦手だったお客さんが、翌日また食べに来たという逸話もある、リピーターの多い一品。
「陳麻婆豆腐ランチ」1,200円のセット例。オーダーすると、まずスープと漬物が。ご飯はおひつに入っていて、おかわり自由。デザートはセルフカウンター方式で、複数から選べるのがうれしい。
こちらもおすすめの「汁なし坦々麺」1,000円。特注の無かんすい麺の下には、こちらも山椒の効いたタレが入っている。アツアツをよく混ぜていただくと、頭が冴えてくるような心地よい刺激が。ランチタイムにオーダーすると、ご飯と漬物、デザートが食べ放題!
銀座は実は麻婆豆腐の激戦区。多くの名店が味を競う中で、銀座OnLineのおすすめは「銀座 芝蘭」。口コミで評判を呼んでいる板橋の四川料理店の銀座店だ。ランチでは2種類の麻婆豆腐が用意されている。ひとつは「麻婆豆腐」1,000円、もうひとつが今日ご紹介する「陳麻婆豆腐」1,200円である。麻婆豆腐は、四川地方の陳おばあさんが発明し、中国では“陳麻婆豆腐”といわれる。その正式名称をもつこのランチ、なみなみならぬこだわりが漂ってくる。
アツアツで運ばれてきた「陳麻婆豆腐」は、 山椒がたっぷりとかかり、豆腐も赤く染まり、…いかにも辛そう。恐る恐る口に運ぶと、山椒のピリッした刺激に加えて、確かに辛さも感じる。でも、辛さだけが突出せず、山椒やスパイス、豆板醤などが一体となった“うまみ”となって、非常にバランスがいい。そして、特筆すべきはミルキーな豆腐。「芝蘭」では、豆腐の形を残して麻婆豆腐を仕上げているそう。このことで辛さが中和され、ご飯との相性が最高になる。そしてもうひとつ、「陳麻婆豆腐」の特徴でもある山椒。中国では、“医食同源”が食事に取り入れられていて、体の調子によって食材を選ぶが、山椒の効能は、胃腸の活性化や解毒とされている。季節の変わり目である3月は、体が冬に溜め込んだものを排出する時期でもあるそう。独特の心地よい刺激と香ばしさで、麻婆豆腐を引き締めてくれて、つい後を引いてしまう。そして、食後はとにかく爽快! 辛いものを食べた後に起こりがちな、お腹の熱くなるような感覚はなく、すっきり、サッパリしているのだ。とかく辛さが話題になりがちな麻婆豆腐だが、これは本場の奥深い美味しさを味わいつつ、デトックスまでできてしまう、一石二鳥の一皿なのである。
ちなみにもうひとつの「麻婆豆腐」は、山椒の入らないタイプで、ややマイルドな印象。この他にも2人で行くと週替わりのランチメニューがすべていただける「得々ランチ」1,200円や、麺類・チャーハンも豊富!(2009年3月2日)
ジャンル
中華 |
価格
1,000円~ |
ランチタイム(平日)
11:00~14:30 |
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